■応募団体の公開(広島県)
中国5県休眠預金等活用事業2020の公募にあたり、広島県では以下の4団体の皆様からの申請を受け付けました。(受付順に掲載/2021年2月26日公開)
生きづらさ支援
①一般社団法人百人邑(広島県広島市)
「生きづらさを抱える人に、土に触れながら働く農福連携の里山を通じて、社会復帰を目指す。」
「生きづらさを抱える人に、土に触れながら働く農福連携の里山を通じて、社会復帰を目指す。」の取組みを通して、この社会に適応できる人材育成と個々の能力が育ち、働くことが楽しくなる「生きがい」を見出し、地域と協働しながら、安心・安全に暮らせるコミュニティづくりを目指します。(ご家族⇔基幹相談支援施設⇔市町村を核とした社会資源の充実⇔自治体、NPO、企業との連携枠組みづくり)
・社会的孤立を解消し、社会復帰ができる支援活動
・ハロートレーニング(障害者訓練)を通して、能力開発支援活動
・地域を活性化する働く場づくりと安心・安全に暮らせるコミュニティづくり活動
②一般社団法人まちづくり四日市役場(広島県広島市)
「地域で孤立する人びとの生きがいと就労へとつながる事業」
当法人は平成27(2015)年に法人を設立し、古民家の保存(明治43年建設、敷地約1,270平方メートル、母屋1階53坪、2階21坪)と、地域課題の解決に関する事業に取り組んでいる。広島市「安佐北区の魅力向上と活性化補助金」、広島県共同募金会「地域テーマ募金」等の補助金を活用し、古民家の床面の全面張替え工事を行い安全な使用ができるように改修しながら、下記の活動を始めた。
活動は、①子育て支援・子どもの学習支援・交流、②認知症カフェ、サロン、③所属のない人の行き場づくり、④地区社協分室・相談事業、⑤フリーマーケット、「四日市役場まつり」など地域交流、⑥社会福祉法人八木園が運営する「喫茶テ・ミール」(障害者の働くコミュニティカフェ)、⑦地域のサークル活動等への会場提供など、である。
当法人の最大の意義は、古民家の伝統と空間を生かしつつ、まちづくり活動にかかわる住民、ボランティア、行政機関、関係機関のプラットホームとして機能しているところである。
③NPO法人ブエンカミーノ(広島県広島市)
ひろしま農業型自立支援プログラム~生きづらさを抱える若者の多様な「働くこと」「暮らすこと」を支える事業
自分らしい「働き方」「暮らし方」の達成に向けてチャレンジすることを支える、多様性と出会いを重視した共同生活型就労自立支援事業を実施する。
・農業研修(就労訓練)
・田舎ホームステイ
・広報活動(相談説明会・メディア広報)
・地域企業での研修ボランティア
・シェアハウスでの共同生活
④㈱グローバルキャリア研究所(広島県福山市)
女性が自分らしく働くためのサポート事業
1.経済的困窮を解消するため就職を支援しエンパワーメントの場を作る
・キャリアコンサルタントの配置、キャリアカウンセリング(オンライン相談)
・求人検索のためのPCやプリンタの設置、就活ツールの配備
・安心して自分のことに集中できる環境づくり、居場所づくり
2.女性が地域社会で活躍できる職業紹介「仕事づくり」
・女性に活躍してもらいたい企業や事業所の求人開拓
・市内近郊の人手不足が慢性化している求人企業や事業所に訪問し、人材採用コンサルティング、女性が働きやすい職場か確認、どんな取組をしているのか等ヒアリングして仕事を紹介する
・職場訪問等、職業理解のための伴走型サポート
3.心理的疲弊と不安の解消、メンタル不調の支援
・心理カウンセリング(オンライン相談)
・休業手当、休業支援金等の支援策の情報ガイダンス
選定に向けて
中国5県休眠預金等活用コンソーシアムでは、応募いただいた団体へのヒアリングを実施し、申請書類およびヒアリング内容をとりまとめ、外部有識者からなる審査委員会へ提出いたします。
審査委員会では申請書類の確認が中心となる事前審査と審査会の2段階で申請案件の審査を行い、各案件の審査結果を中国5県休眠預金等活用コンソーシアム運営委員会に報告いたします。
審査委員会からの報告を踏まえ、運営委員会が内定団体を決定いたします。(2021年3月下旬頃決定予定)