2020年度コロナ枠 山口県応募団体の公開

■応募団体の公開(山口県エリア)

中国5県新型コロナ対応緊急支援助成~活動・団体支援でコロナ禍を乗り越える~の公募にあたり、山口県エリアでは以下の4団体の皆様からの申請を受け付けました。(テーマ毎に受付順に掲載/2020年9月9日公開)

 

外国人生活・居場所支援

青年海外協力隊山口県OB会(山口県山口市)

外国人住民の生活を包括的に支えるしくみ

山口県では生活者としての外国人住民を支援する事業はほとんど取り組まれていない状態である。とりわけ定住者や専門的技能による在留資格者は、支援が必要になった時には、生活者としての視点や配偶者や子どもも含めた家庭という視点で課題を把握するとと共に、多様な関わりが必要となる。その家庭が適切な支援機関につながることを支援する役割と、外国人住民の就労支援や子どもの日本語教育などをモデル的に実施していくことで、相談機能と様々な事業を併せながら継続的に外国人住民の生活を包括的に支えるしくみづくりを行う。また、外国人住民がコロナ禍で受けた影響を調査し、外国人の現状把握を行い、包括的なしくみづくりに活用する。

 

子ども・若者・家庭支援

NPO法人山口せわやきネットワーク(山口県山口市)

新型コロナ対策困窮世帯等緊急支援事業~食料品や生活物資等の緊急支援と学習支援~

新型コロナの影響により、元々、経済基盤の弱いひとり親家庭など、子育て家庭が急に仕事や収入が減り、あるいはなくなり、必要な食料品や生活物資が手に入らないなど、経済的に厳しくなった場合に、自分で解決することができず、また地域で助けを求めることができずに孤立してしまい、さらに状況を悪化させることがないように、「困った」と連絡しやすい体制(連絡窓口設置)を整え、すぐに必要とする食料品や生活物資などを提供して、当面の危機を回避するともに、根本的な課題解決ができるよう、関係機関と連携した支援を行う。さらに、経済的理由で子どもたちの教育環境や進路に影響しないよう、学習支援や相談などサポートを行う。

 

NPO法人こどもステーション山口(山口県山口市)

演劇の力で子どもたちの生きる力を育てる

人形劇団ひとみ座による「弥次さん喜多さんトンちんカン珍道中」の人形劇の公演を行う。ソーシャルディスタンスをとるため、座席の間隔を1つずつ空け、山口市民会館大ホールで行う。

 

NPO法人NO BORDER(山口県光市)

想い合い!子ども×食の繋がるプロジェクト~思い合い繋がろう!~

①JAの協⼒の元、農家から想いを込めて作られた規格外野菜(廃棄予定)を仕⼊れます。
②障がい者就労⽀援施設キセキの障がい者の⽅と「想い野菜の詰め合わせ」を作業発注。
③⼦ども・地域と⼀緒に「⾷材ロス問題」「障がい者就労⽀援」について学び、農家・障がい者への取材イベントを実施し野菜にかける想いを動画にまとめます。それを特設サイトに掲載し広く周知します。規格外野菜を配布するのではなく「問題提起」と「想いのこもった野菜をみんなで美味しく⾷べること」を伝えます。
④対象者に「店頭(協⼒店)で配布」+「配達(障がい者就労⽀援施設へ配送依頼)」
⑤⾷べた感想などを特設サイトに掲載【期間内で750】