2020年度コロナ枠 鳥取県応募団体の公開

■応募団体の公開(鳥取県エリア)

中国5県新型コロナ対応緊急支援助成~活動・団体支援でコロナ禍を乗り越える~の公募にあたり、鳥取県エリアでは以下の17団体の皆様からの申請を受け付けました。(テーマ毎に受付順に掲載/2020年9月9日公開)

 

障がい者就労・居場所支援

 

NPO法人ノーム(鳥取県南部町)

ITを活用した情報発信&コロナ対策事業~「わたしたちのドローマイライフ」~

ITによる情報発信を利用者も関わって積極的に取り組むことが出来る様、まずは自分史動画「ドローマイライフ」を作成することに取り組み動画編集等の技術を学ぶ。今後、情報発信やパソコン研修会、マーケティング勉強会を実施する際に必要な機材の導入とインターネット環境の整備、その後の情報発信に必要な撮影機材一式を整備し情報発信をしながら収益事業に繋げていく。一方的に仕事を与えられるのを待っているのではなく自分たちで考え価値を提供し積極的に自分事として就労事業に取り組んで頂けるように導いていきたいと思っています。今回の申請にあたり、利用者を対象に行った事前アンケートの結果を今回の申請内容に反映させました。

 

②NPO法人サポートイルカ(鳥取県米子市)

コロナによる除草作業変更に伴う倉庫整備

コロナウイルスの影響で、障がいを持たれている利用者様の作業も大きく変化し、今まで行ってきた作業が出来なくなったり、断られることも多い状況になってきました。作業の主軸をコロナに影
響されない「外での作業」(野外)に方向を変えることで利用者様の安心・安全な作業を行うことができると考えています。また、地域に住まわれている方が高齢化し、農業や家庭の雑草の管理が
難しくなってきていると感じています。今回の事業を行う事で地域の高齢化によっておこる課題の解決と利用者の工賃と作業を再獲得するようになると考えられます。

 

NPO法人大地(鳥取県日吉津村)

白ねぎ保管場所兼作業場建設事業~鳥取県産ブランド白ねぎ生産チャレンジ事業~

当事業所では農業の担い手、耕作放棄地の解消、鳥取県特産ブランド品の生産を推し進めるため、白ねぎの栽培を4年前より開始した。昨年より鳥取県農業改良普及所、JA、地元生産者の指導を受け、1ケース3㎏を600ケース、加工用277ケースを出荷した。今年度はさらに作業効率を上げるため作業工程を見直したところ、収穫した白ねぎを保管、根切り作業をする場所(ビニールハウス)が、選別箱詰め作業場から400メートル離れており非常に効率が悪いということが判明した。この2つの作業場を一カ所に集約し作業効率を上げるために白ねぎの保管場所と根切り作業ができる作業場を選別箱詰め作業場の隣に併設する。

 

高齢者生活・居場所支援

 

NPO法人万葉のふるさと国府創生会(鳥取県鳥取市)

高齢者の居場所「お茶の間サロン」の開設~国府コンベンションハウスの整備~

コロナ禍の新生活様式を踏まえ、当法人は交流サロン一の宮と接続した「国府コンベンションハウス」を開放して、高齢者の生きがい・ふれあいのある快適な居場所づくりを支援
・毎週木曜日を「お茶の間サロン」として開放(8:30~16:00)、第3木曜日は「サンモク野菜市」として高齢者が生産した露地野菜の100円市を開催する。(毎週のイベント例:落語会、ものつくり、抹茶会、映画鑑賞、カラオケ、料理講習など)
・環境整備として、キッチンの水回りや冷暖房を整備し、活用し易くする。
・10月4日(日)は、サロン開所3周年とお茶の間サロンの開設を記念してイベントを実施する。

 

NPO法人ひだまり(鳥取県米子市)

高齢者、身障者の在宅生活支援活動

新型コロナウイルス感染予防によって外出が控えられ身体力低下や認知機能低下、体調管理が不安な利用者に対し看護士が利用者宅を定期的に訪問し血圧、血中酸素濃度、脈拍の計測、体調の聞取り等を行い記録し、又お薬手帳や服薬残数を確認し計画的な服薬の指導と生活環境の点検、確認、会話によるコミニュケーション不足の是正を行います。体調不良の利用者には受診の依頼や動向を 行い診察時には測定結果や記録内容を提供します。移動支援に於いては感染予防を行い外出支援、買い物同行、買い物代理購入等を通して安定的な在宅生活の運営を目指します。希望者には訪問時にタブレットを使用して親族との相互通話を利用した安心レポートを行います。

 

N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社(鳥取県米子市)

買い物困難者を救う持続可能な買物代行事業

[買い物代行サービスの普及促進]
“家族に頼る”から“地域で支え合う介護”への意識改革に向けて、今まさに困難に直面している高齢者に対して買い物代行サービスを提供するとともに、持続可能な運営モデルを鳥取県内各地へ広げる取り組みを展開します。買い物代行や受診付添をはじめとした介護保険外サービスを活用した“介護の方法”をwebやイベント等を通じて発信することで利用促進を図るとともに、高齢者の不安軽減や生活の改善、更に子どもたちが仕事を辞めること無く経済を支え続けることができる社会の実現を目指します。

 

④夢現の風(鳥取県琴浦町)

交流ステーションきないやリノベーション~対話と体験の輪を広げるきづなづくり~

交流室(きないやカフェ)の新型コロナ感染対策として、財団の助けあい基金、シニアボランティア基金などのにより換気及び手洗いなど衛生環境設備を整備しました。しかし、地域住民の買い物支援対策として開設しているマルシェ(きらく市)は、旧車庫をそのまま使用しており窓はなく換気不備、天井、壁などの内装不備更に来場者の安全対策として出入口の段差解消など整備したい。一方、厨房室内は老朽化、損傷甚だしく食品衛生上思わしくない。小窓は開閉不良でコロナ換気対策として改修し、浴室撤去改修により室内狭小改善が図られ衛生的でコロナ対策を完備した安全・安心な居場所づくりが可能になる。

 

子ども・若者・家庭支援

NPO法人こども未来ネットワーク(鳥取県倉吉市)

オンライン化プロジェクト

新型コロナウイルスの影響で今まで通りの活動⽅法を控えなくてはならない現在、不安を感じる⽅にも当団体の活動を発信していく為に、オンラインの環境を整備する必要がある。舞台芸術、メディア講座、アナログゲームを⾃宅などでオンラインで観ることを可能にして、情報発信の範囲を広げる。また、分⾝ロボットOriHimeを活⽤することにより、今まで病気などで参加することができなかった⼦どもたちが参加できる機会をつくる。そして、新型コロナウイルスが終息した時には、再び⽣の舞台や講座、⼀緒にアナログゲームを体験するという、⼈との繋がりを⼤切にした活動を再開することと、オンラインの良さを活かした活動も続けていく。

 

NPO法人智頭の森こそだち舎(鳥取県智頭町)

コロナ禍で苦しい子育てをしている都市部の子育て世帯に『田舎子育て』という選択肢を伝えたい!~リモートで伝え、具体的な行動に繋げるお手伝いをする~

本事業は大きく分けて二つあります。
一つは、『田舎子育て』という選択肢を社会に提示するために、今までの取り組みを効率よく必要な方に必要な形で届けること、です。そのために、これまで行っていた広報をすべて見直し、①団体ウェブサイトの魅力化②動画配信の開始(オンライン視察・勉強会等への挑戦)③活動紹介の充実④ウェブ広告等の検討、を行いたいです。
もう一つは、一つ目の効果として、子育て世代の移住実績を上げていく事です。そのために、移住希望者の立場に立った情報発信に努め、段階的・効果的に移住という行動に繋げていくお手伝いをします。

 

NPO法人みつばちネットワーク(鳥取県鳥取市)

WEBで築く在鳥高校生の安心創造事業~鳥取の高校生と全国の大学生の絆を紡ぐ~

首都圏及び関西圏の大学で学ぶ県内出身の大学生がチューターになり、県内の高校生にWEBツールを通して大学の情報を与え、受験勉強をするうえで不安や心配、躓きを相談するシステムを構築します。自分が進学したい大学の学生に面談リクエストを送信すると、大学生から面談時刻が返信され、時刻になるとWEB相談を始まるというイメージです。進路が未定の高校生のためには複数の大学生が話すWEBミーテングも開催。来年の夏休みまでにコロナ禍が終息していた時には、直接大学生と高校生が触れ合うオフライン会議も予定しています。相談で分かった躓きポイントはビーゼミナールへフィールドバック。日常の学習に活かしていきます。

 

KSP.f64(鳥取県米子市)

ジュニア活動応援フォトプロジェクト~ジュニア世代の生活応援を写真でサポート

①高校生の部活(運動、文化部かかわらず)写真撮影、無料ダウンロードサービスのボランティア写真撮影(無償)
②写真に親しんでもらうために写真教室を開催。小学生から高校生まで幅広い層に写真を楽しんでもらうことを提唱していく(有料)
③実際に高校生の部活動など支えている保護者の方などに写真教室の開催(有料)
④①の事業を行うための活動費のためにオウンドメディア型のホームページを作り、広告収入を得る
⑤①で撮影した写真を安価で提供できるアルバム製作を行い事業収入を得る

 

地域コミュニティ支援

大山移住交流サテライトセンター(旧築き会)(鳥取県大山町)

オンライン移住相談対応整備事業~コロナ禍での段階的移住促進モデル~

現状、主に対面行われている窓口での相談業務をオンラインに移行し、コロナウイルスの対策をとるとともに、今後はこれまで大山町に足を運ぶことが難しかった、大山町のことをあまり知らない移住希望者へのアプローチするためにオンライン上での発信、交流の体制を強化する。移住希望者の増加を見越し、現状すでに少なくなっている、移住者へ売買・賃貸可能な空き家の登録数の増加を図る。また、コロナウイルス感染の懸念から、外部から人が来ることをあまり歓迎しないケースがあった場合、地域との橋渡し役として、移住後の暮らしのサポートを強化する。

 

NPO法人トラベルフレンズ・とっとり(鳥取県鳥取市)

バリアフリーなマイクロツーリズム創出事業~高齢者・障がい者向け近隣旅行モデルコース~

・鳥取県内及び近県の高齢者や障がい者、その家族(介助者)を対象とした、鳥取県を巡る安心・安全で魅力的なマイクロツーリズム(近隣旅行)のモデルコースを創出。
・鳥取県の東部、中部、西部で3つのモデルコース(1泊2日)を設定し、各1組(2~4名程度)が参加。
・withコロナ期であり、事業対象者である高齢者や障がい者が抱える社会課題(旅行に行きたくても行けない)を解決するため、下記の方針に沿い催行する。
①自宅、観光・宿泊施設間の移動手段は全てUDタクシーを使用し、ドアツードアで送迎する。
②十分な感染症防止対策を取り、ソフトもハードもバリアフリー対応に積極的な観光・宿泊施設のみを利用する。

 

NPO法人未来(鳥取県倉吉市)

地域活性化プランコンテスト~県民立美術館のあるまちづくりコンテスト~

コロナ禍において衰退した地域の観光振興と地域コミュニティに取り組むことは必要不可欠である。今回の事業では、当法人が関りを持つ、令和6年に開館予定である鳥取県民立美術館を主軸とした地域の活性化プランを全国から募り、コンテスト審査を経て鳥取県倉吉市にて2泊3日のプランプレゼンテーションを実施する。コンテストの進行状況をオンライン上で公開することに加え、上位に選ばれたプランを実際に実行することにより、コロナ禍の現在および、withコロナの将来に向けて全国レベルで鳥取県、倉吉市の県民立美術館をはじめとした文化、観光分野を周知させ観光振興とまちづくりを図るものである。

 

④NPO法人鳥取県地域観光推進研究会(鳥取県鳥取市)

新たな共助交通システム構築・推進事業~地域の足を守るために~

現在実施されている共助交通においては、管理は殆どが手作業であり、また乗務員においても電話連絡が主流となっているため広域にわたる管理には不適切である。
この事業は各地域行政との連携は必要不可欠であるが、各地域行政においてはシステム構築は必要と考えているが、そこまでの予算を組むことはできない。
本当に必要とされている地域を広域に管理・運営するためには、その基本となるべき共助交通システムを構築する必要がある。
まずこの基本ソフト(管理者用PCソフト・位置情報管理サーバー側システム・予約サイト)を作成することで、県内地域行政と連携を図っていくこととする。

 

NPO法人さじ未来(鳥取県鳥取市)

リモートによる佐治ふれあいサロン事業

NPO法人さじ未来が行う佐治ふれあいサロンで、三密を回避したりソーシャルディスタンスの確保が困難と思われるサロン事業の際に、タブレット端末を活用してリモートサロンを行う。サロン当日はサロン参加者がそれぞれお住いの各自治会集会所に集まってもらい、サロンスタッフのいる会場からZoomアプリでネット配信して全参加者の顔が1画面で見えるようにする。これにつき各集落集会所に5台ほどタブレットを配備し、Wifi環境も整備するようにしたい。

 

NPO法人グリーンツーリズムもちがせ(鳥取県鳥取市)

コロナに負けないグローカル民宿構築事業~非接触型宿泊管理システムの開発と実用化~

宿泊客が到着するときにはスタッフが待機し、出迎えをしています。消毒やマスク着調等のコロナ対策はしても、人と人との接触がある限り、感染リスクは残ります。そこで、スタッフと宿泊客 が全く接触することがない宿泊管理システムを導入します。正面玄関は内錠、裏玄関は鍵で開閉できるようになっていますが、正面玄関と裏玄関を改修し、暗証番号で開閉が出来る電子錠システム を導入します。宿泊客の予約時に、宿泊客の利用期間だけ有効な暗証番号をお知らせします。利用後は暗証番号が変わるのでセキュリティーは万全です。宿の運営も1日1組限定の1棟貸に変更。ホームページも対応するように全面改修します。