2020年度コロナ枠 岡山県応募団体の公開

■応募団体の公開(岡山県エリア)

中国5県新型コロナ対応緊急支援助成~活動・団体支援でコロナ禍を乗り越える~の公募にあたり、岡山県エリアでは以下の7団体の皆様からの申請を受け付けました。(テーマ毎に受付順に掲載/2020年9月9日公開)

 

障がい者就労・居場所支援

協同組合レインボー・カフェ・プロジェクト(岡山県倉敷市)

障がい者・支援者・企業を結び付ける~虹のかけ橋コミュニティを目指して~

障がい者ひとりひとりの「経済的な自立支援」のために、私たち協同組合が長引くコロナ不況でも負けず請負業務に依存しない継続的な自立型経営に転換することを目指し、ドライフルーツのブランド化にチャレンジし、ネット通販事業を軌道に載せ、福祉の枠を超えて全国に商品を届け、お客様と繋がり反響や喜びの声を頂く環境は、働く障がい者にとって、働く喜び・社会参画を肌で感じられ、障がいを持っているひとりひとりの「自己肯定感」つまり精神的な自立支援にもチャレンジしたいと考えている。新規機械を設置することにより、障がい者の働く作業内容が広がり、今まで作業に参加するのが困難であった人にもその機会を与えられることにつながる。

 

NPO法人未来へ(岡山県津山市)

障害者就労支援事業~若者自立支援事業~

概要は、ビジネスマナーやコミュニケーショントレーニング等を通しての職業訓練、企業での職場実習や利用者の適正にあった職場探しを各機関と連携し、利用者にとって最適な職場サポートを行う。また、働き方、生き方も考えていく。その後、職場定着支援を行い、自立して働き続けられるようにし、生活支援も行う。本事業では、利用者の職業能力の向上はもちろんのこと、当団体が行っている他事業の利用者の方々との交流を行い、心理的安全の確保や居場所支援など情意的側面への支援も同時に行っていく。また、美作県民局管内では一般就労に向けた事業所が、1箇所のみであり、周知されていない為周知活動も行い、利用者の環境を整備していく。

 

NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ(岡山県倉敷市)

障がい児保護者向けITリテラシー向上事業~コロナ禍でも繋がりを作り相談できる体制を~

A:ITリテラシーが低い現状を改善することで、今後コロナ禍やそれに類する非常事態が起きたときに備えます。具体的な活動としては①障害児の保護者を対象にリテラシーが低い原因を調査。②調査結果に応じITリテラシー向上のための事業を実施。③家庭環境等の必要に応じICT機器を貸与。
B:家にいながらにして繋がりを感じられるように、保護者向けYouTube動画を作成・配信。A・Bによりどんな状況の人でもコロナ禍で孤立せず相談できる体制の構築を目指します。
C:今後に備えオンラインとオフラインを兼用した集会を可能にする機材を導入します。
C:法人スタッフが非常事態でも勤務できるようテレワーク用のPCを購入します。

 

④NPO法人まこと(岡山県倉敷市)

持続可能なディーセントワーク事業の開設~プロから学ぶ本物の清掃~生きがい~~

障がい者の特性を活かした就労として衛生、清掃事業の参入は社会問題の解決にも繋がる可能性があります。孤独死やゴミ屋敷は年々増えており、これには貧困、心の障がい、引きこもり、8050問題など複雑に絡み合っています。地域で活動する就労継続支援事業所のメンバーがプロから本物の清掃を学び、衛生環境を整え、キレイをを保つことでウイルス感染予防対策にもなる仕事を身につけます。また、遺品整理、生前整理で出た不要な物はB型事業所が担当し、なるべくリユース、リサイクルをし廃棄物0を目指します。障がい者就労が下請け、内職から脱し、営業から受注、自らの力で完結出来る仕事の獲得を事業所連携により倉敷全域の活動とします。

NPO法人吉備たくみ会(岡山県倉敷市)

自宅内職作業で誰もが社会と繋がる自立支援~ひきこもり支援×倉敷発アウトドアブランド

(概要)「自宅作業発注でコロナ禍に負けない自立支援」現在の作業内容
1.麻紐を使った編み物作業(商品の装飾になる部品)
2.木製品の外面を彫って仕上げる作業
3.革製品の表面を絵の具で彩色して仕上げる作業
以上三種類用意しており今後更に内職作業の種類を増やす予定。
出来上がった商品は弊団体が運営する「社会課題とつながるブランド」の製品として販売開始し、売上を増やすと共に製品の背景にはコロナ禍の影響で働けない方々、働けなくなった方々が関わっているとアピールする。
商品はフリマサイトで試験販売中で購入者から好評を得ている。秋から本格的に販売開始予定で現在ネットショップを準備中。

 

⑥NPO法人クローバー(岡山県津山市)

農 福 地域 雇用 支援事業~農 福 地域 雇用 支援事業

”農福連携”事業として、利用者にとって比較的負担が少なく、天候に左右されにくい安定性のあるビニールハウス栽培を行う。収益性が高い野菜・果物を栽培し、利用者の工賃の増加につなげる。既存事業である内職と新規事業の農業を共に稼働させ、不足する部分を補い合い、工賃の安定性を高める。SNSやHPでPR活動を実施し、収穫した農作物は地域の小売店や直売所で販売し、対面販売の機会があれば積極的に参加する。栽培・販売を通じ、地産地消や障がい理解の促進を図る。また、販売に至らない状態の生産品は支援員と利用者協働で調理する昼食の材料に使用、加工品への利用等で食品ロスを防ぐと共に利用者の食育を推進する。

 

外国人生活・居場所支援

NPO法人メンターネット(岡山県岡山市)

就労困難な在留外国人の居場所・生活支援~Webによる就労・生活支援とシェアハウス~

施設の名称は、「ミーム テラス(Meme Terrace)」として、新型コロナウイルス対策及び防災対策を備えた施設とします。
①シェアハウスの運営:住居の確保(仕事やアルバイトを失った単身の外国人女性10名を対象)
②WEB相談・個別支援:在留資格・生活相談による安全・安心な仕事・留学・生活の確保(個別支援を可能にする関係者・通訳者・専門家のネットワークを構築します。)
③日本語教育:再就職のためや地域で孤立させない日本語学習支援を重視します。